墓じまい
墓じまいとは、家墓(石墓)をすべて撤去して更地に戻して墓地の持ち主(管理人)に敷地(区画)を返還して永代供養をやめることをいいます。
実は、墓じまいには下記の二通りの場合があります。
①お墓のお引越しをする場合。「改葬と言います」
現在の場所から他の場所へ新しいお墓を用意してお墓の中に納骨しているお骨壺(ご遺骨)を新しいお墓(納骨堂・合同墓等)へ移動する事です。
お墓の引越しは「改葬」と呼ばれているのですが、そのような言葉があるくらい昨今では一般的なことになっています。
その背景には、仕事の事情やライフスタイルの変化により、一つの場所に定住し続けるのが難しくなってきていることがあります。
移転元や移転先での承認を得るほかにも、改葬許可証を取得する手続きを行わなければなりません。
現在あるお墓から魂を抜き、新しいお墓に魂を入れるという供養も必要になってきます。
改葬についてご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせください。
改葬の流れ
1.新しいお墓を決める
新しいお墓が決まったら、管理者より墓地使用許可証又は受入証明書を発行してもらいます。
2.新しいお墓の工事
墓所使用承認証の交付後に、墓地工事の着工が可能となります。
工事期間は新しい墓所の状況や規模にもよりますが、通常1.5~2ヶ月ほどかかります。
工事が完了しましたら、ご遺骨の移転・納骨の手続きを進めます。
3.現在のお墓の埋蔵証明を取得
現在の墓地のある市区町村役場で「改葬許可申請書」をもらいまして、 現在の墓地管理者から署名捺印をしてもらいます。
※申請書をダウンロードできる自治体もあります。
4.新しいお墓の改葬許可証を発行
現在の墓地のある市区町村役場に「改葬許可申請書」を提出し、 受理されると「改葬許可証」を発行されます。
※申請書・許可証は遺骨1体につき1枚必要です。
※改葬先の「永代使用許可書」または「受入証明書」の提出が必要なこともあります。
5.現在のお墓からご遺骨お引取り
現在の墓地管理者に「改葬許可証」を確認してもらったうえで、遺骨を取り出します。
その際に「閉眼供養」等を行います。
※宗派・寺院によって法要の主旨・言い方は異なります。
6.新しいお墓への納骨
「改葬許可証」を改葬先の墓地管理者に提出して遺骨を埋葬します。
「納骨法要」「開眼供養」等を行います。
※宗派・寺院によって法要の主旨・言い方は異なります。
② お墓を閉じる場合「墓じまい」
何らかの事情で現在のお墓を更地に戻して返還する事です。(後を見る継承者がいない等で新しいお墓や納骨堂を準備しない場合)
お墓を閉じる場合(墓じまい)はお墓にあるご遺骨の次の行き先を決める必要があります。
※埋葬していたご遺骨の持ち出しや移動には必ず役所での手続き「改葬許可証」が必要です。
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